11/24(土) 洪杭土楼群と田螺坑土楼群
6:00頃、日の出とともに早朝散歩へ。もう一度、向かいの展望台に登ります。
7:30に初渓土楼群を出発。老板の車で30分ほどで永定民俗文化村へ。
チケット売り場で福建土楼客家民俗文化村(え、永定民俗文化村じゃないの?)+承啓楼 98元を購入。
このあと午後の早いバスで厦門に帰りたい旨を話すと、出口前のバスターミナルか、承啓楼前からも厦門行きのバスが出ている。とにかく、ここには戻って来ないようにとのこと。
この永定民俗文化村へのアクセスと入り口に関する注意点については、多くの方が書かれていますが、要するに民俗村はU字型になっていて、一方の端がチケット売り場のある入口、もう一方が出口で、この出口前に永定土楼バスターミナルがあります。
うーん、時間の配分がよくわからない。それにしてもチケット売り場から土楼までの遠いこと遠いこと。
しかし前日に散々土楼を見て、宿泊までしたので、これと言って大きな感動もなかったのが正直なところ。
振成楼では、85歳だというおばあちゃんが、上の階に登りたくない?10元だよ、と話しかけてきたので、登ってみました。
観光客が増えはじめた頃に退散。結局、1時間ほどで出口に到達してしまう。
はっきり言って、この民俗文化村参観の必要性が、よくわかりませんでした。90元の価値があるかっていうと……決め手は振成楼を見たいか否かだけかも。
バイタクで周遊
出口前の永定土楼バスターミナルの時刻表を確認。
で、これからどうするかな。
客待ちしていたバイタクのおっちゃんが話しかけてきたので、承啓楼 と、その周辺をちょっと周りたいんだけど…と言うと、
「田螺坑土楼群になぜ行かない?その他いろいろ回って160元だ。」
店(旅行代理店的な?)に連れて行かれ、壁の地図を見ながら説明してくれる。
12:50 のバスに間に合う?と聞くと、充分間に合う、時間が余るくらいとのことなので、先に厦門までのバスのチケットを買って、周遊をお願いすることに。
結果、これは大変お勧めです。
9:30頃出発して、2時間ほどで参観したのは以下
中でも、四菜一汁と言われる田螺坑土楼群が一番ぐっときました。
程よく生活感があって、棚田のロケーションも壮観。水田の季節はもっと素敵に違いない!
さらに景区入口で入場券を買うとき、「南靖県」と書かれているのを見て、厦門のタクシーのおっちゃんが言っていたnanjingとは、ここであることに気づきました。田螺坑土楼群は、南靖土楼景区の中のひとつなんですね。
おっちゃん!私、バスには乗り遅れたけど、土楼を堪能して、nanjingにも来たわ!
土楼参観の大トリ承啓楼は、円型が何重にも重なり、さすがは土楼王!といった風格でしたが、観光客がかなり増えてきて、歩くのもままならないほどだったので、ちらっと見て退散。
バイタクのおっちゃんも、暑いし疲れてきた様子で、「ここで待ってるから見ておいで……」って感じになってきたし。
11:30頃に永定土楼バスターミナルに戻って、昼食。*1
このとき、この旅行中、唯一の日本人と出会う。
年休を使わず、三連休のみで、地方から羽田→天津経由で今朝早く厦門に到着、鉄道で永定に来て午前中に民俗村を参観、今から厦門に帰って翌日帰国だそうで、土楼に的を絞ったまさしく弾丸ですね。
厦門に戻る
12:50 に永定バスターミナルを出発。15分くらい走って、承啓楼にも停車。
途中、検問?があって公安が乗り込んできて、強烈に鋭い眼光で乗客全員を見渡したのに震え上がりました。
厦門に近づくにつれて渋滞がひどくなり、このあと飛行機で帰国するシンガポール女子がキレ始める。
特に、小さい子供がおしっこしたくなってバスを停め、路肩で用を足したとき。シンガ女子がキレるのと同じくらい、車掌のおばちゃんも「仕方ないでしょ!!」とキレていた。けど一番問題なのは、バスのトイレが壊れてて使用不可になってることなんやで……。
17:00頃、ようやく厦門に到着。
このバスの行き先はただ「厦門」となっていて、往路利用した枋湖客运中心に着くのかと思いきや、どこだかよくわからない路上に降ろされてしまう。
途方にくれて弾丸日本人に話しかけるも、明らかに私を避けていたのでw、しばらくタクシーを待ったけど空車が一向に来ず、バス停はないかしらとキョロキョロすると、BRTの行政中心駅を発見〜!
厦門は現在、地下鉄拡張中だそうですが、このBRTもなかなかの優れものです。
18:00頃、ホテル着。
一息ついてから中山路を散策して、職場へのお土産のパイナップルケーキなどを購入。
メイソウでピカソか岡本太郎を彷彿とさせるような前衛的でやけにおしゃれなピアスとブローチを爆買い。
夕食は厦門名物 西北拉麺。
さすがに疲れて、清潔で機能的なホテルで今日も早めに就寝。
*1:かなり高め