meiguiyouxiangのひとり旅

会社員が、週末+少しの年休で旅行しています。たいていひとり旅です。

はじめてのインド【準備編】

ある日、押入れの片付けをしていて、古ーいSAVVYが出てきた。

パラっと見てみると、最後に南国リゾートの記事。

ビーチ、ヤシの実、トロピカルなカクテルだけだったら、私はきっと、そのままそのSAVVYを捨てていた。

だけど白い砂浜を歩く女性が、色とりどりのサリーを着ているのに目を奪われた。

え、インド?

うわー、ここに行こう!!

 

私は一応陸マイラーで、常にマイレージの期限に追われていて、どこに行くかを次々と決めなくちゃいけない。

まだ行ったことないところはいっぱいあるけど、年休が取れる日数と飛行距離のバランスが難しく、行けるところは限られてる。

けどインドならそんなに遠くないし、ここに決定〜

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けどその後、「インドに行く」「ひとりで」と言うと、皆の反応がオカシイことに気がついた。

要するに「危ない」ということなんだけど、いきなり「レイプされるで」と言う人もいた。

え、私SAVVYで見て行こうと思ったんやで? SAVVYはオシャレなランチとかカフェとかがたくさん載ってる、ちゃんとしたOLさん(?)向けの雑誌やし。そんな恐ろしいところのはずがないやん……

けどみんなの反応があんまりなので、インドに行くことをむやみに人に話さないようになった。こうやって人は孤独になり、情報難民になって、ますます危険な方向に追い詰められていくんやね。

私はこれまで海外で、スリ未遂には何度か遭ったことがあるので、何に気をつけたらよいかだいたいわかってるつもり。

でも幸いレイプには遭ったことがないから、何に気をつけたらよいのかわからない。

そこで検索した。目を疑うような記事が出てくる出てくる。これは辛い。

だけど同時に、ひとりでインド旅行してる女性の旅行記だってたくさん見つけた。

その人が無事だったからと言って、自分も無事とは限らないけど。

この人は海外に慣れていてスキが無く、言語にも堪能で、もしかしたら現地にネットワークを持っているのかもしれないし。

 

結局、2019年2月に、私は無事に初めてのインド旅行を終え、また行きたいところのひとつになったけど、いまも

「インドに行ってみたいけど、周囲の人に危ないと言われる」

と(主に女性が)言っているのをウェブ上でしょっちゅう見る。

「行きたいけど不安」じゃなく、「行きたいけど周囲に不安を煽られる」であるところが納得いかない。有効なアドバイスをするでもなく、はっきり反対するでもなく、ただ悪い事例ばかりならべて恐怖を煽るだけという一番タチが悪いやつ。

そこで、自分の不安が消えていく過程を紹介すべく、書いてみました。

 

 

持ち物

  • 肌を露出せず、かつ身体のライン(特に脚)が出ない服装
  • もう何年も使ってなかった腹巻的な貴重品入れ
  • 懐中電灯
  • 防犯ベル
  • 南京錠とワイヤー、ストラップ類

衣服ではずいぶん迷って、現地で目立たない服装ってどんな感じなんやろ?と、旅行中の皆さんの服装をインスタで観察。

防犯ベルって、咄嗟に使えるかっていう疑問もあるし、そもそも役に立つんかな?ベルが鳴って、果たして誰かが助けに来てくれるのか?

南京錠とワイヤーは、これまで海外のホテルで、ドアチェーンが無いところが結構あったのと、インドのホテルで夜中に外からドアをガチャガチャされたという話をウェブ上でいくつか見たから。

なんか、不安を煽るタイプの人の何人かが、「でも中国に行けるんだから、インドも大丈夫なんじゃないの?」と言ったことが謎理論だった。

中国っていったいどんなイメージ?

少なくとも私は中国に行くとき、ここまでの装備はしたことない。

 

しかし宿泊が

今回、現地2泊の弾丸なので、ずっとフォートコーチンに滞在するつもりで、booking.comで素敵なホテルを予約。

一番広い、ガーデンビューの部屋。

ところが、数日後ホテルからメールが来て、

デポジットとして宿泊料の50%を下記の口座に振り込んでください。さもないと予約はキャンセルされます」

なんと、いまの時代に銀行振り込み?

海外の銀行口座に振り込みってどうやんの?

調べてみたら、手数料が1泊の料金と大差ない……

というか、booking.comの予約ページを見ても、「この予約はクレジットカードにより保証されています」と書かれている。

そう、デポジットをなぜこのカードから落とさない!?

そうこうしているうちに、今度はbooking.comから、他に予備で予約していたホテルについて「営業を止めてしまったので、別のホテルに予約を振り替えましたので、必ずご確認の上、なんとかかんとか……(やたら長い)」みたいなメールがきて、いやいや、いま私が困ってるのはそこじゃないんだ。同時にインドのホテルに対する不信感が増す。

本命のホテルから再度デポジットの催促メールが来た時点で、もう鬱陶しくなって、すべての予約をキャンセルしてしまった。

日本人の口コミもいくつかあったけど、みなさんこのデポジットを払ったんでしょうか? どうやって?

ここで私はbooking.comとは完全に手を切ることにしました。

前回の厦門でもヒドイ目にあったし、とにかく予約サイトを経由する利点がわからない。

 

再度の宿選び。この時点で渡航の約1ヶ月前。トホホ。

しかし結果的にはこれが吉と転じて、airbnbにて、どうしてもここに泊まりたい!と思う宿を発見。

ホスト本人と一対一でやり取りしているうちに、いつの間にか自分がすでにインドと繋がっていることに気づいて、未知の国ではなくなっていました。

 

交通

最初の難関・空港から宿までの交通は、ホストからのアドバイスにより、公共バス→オートリクシャーで解決。

でもタクシーに乗る可能性も。

というのも、事前にいくら検索しても、「コチ空港←→フォートコーチン」以外の路線の情報が得られなかったのと、出発直前にインスタにて、いままさにコチを旅行されている方の「ストにより空港発着のバスが来ない」との投稿を見たから。*1

けどタクシーは怖い。タクシーでいろんな事件が起きている。

そこで、あらゆるインド関連ブログにておすすめされている、Uberのアカウントを作っておくことに。

結果、これは私からも強くおすすめします。

 

ビザ

事前にビザを取っておかなくても、主要空港より入国時にアライバルビザが取れるらしい。

私はムンバイで国内線に乗り換えるから、このとき取れる? ていうか私はどこで入国すんの? これまでの経験上、普通ならムンバイのはず?

わからないので素直にオンラインでEビザを取っておくことに。

入力項目が多い! 両親に関することとか。

ここでも入国地を記入する欄があって、けどまあこれは予定なのでムンバイってことでいいや。

顔写真の画像をアップロードするとき、同時にトリミングする機能があって、なんか感心した。

数年前に、ミャンマーのEビザをオンラインで取ったときには、cmのサイズ指定だけで、勝手にリサイズされたりして結構面倒だったので、これが近年急激に始まった国とIT大国の違いなのかなぁと。

結果としては、入国はコチ空港にて。Eビザが有効かどうかも、入国地によるので要注意。

 

心構え

で、危ないって、結局何が危ないわけ?

インド旅行ブログでよく見るのは、タクシーなどで拉致同然に目的地とは違う場所に連れて行かれ、高いツアーなどを契約させられる類のやつ。

でもケララ州ではそういうのは少ないみたい。

他には、しつこい物売り・物乞い。

こういうのはいろんな国に様々なタイプがいるので、インドが特にどうってわけじゃないんじゃないの? でもインドはレベルが違うってことなの?

そして、一番不安な問題。

ある日、こんなニュースを目にした。

www.afpbb.com

なるほど、ケララはやはり先進的なのね。

ところが数日後、こんなことに発展。

www.afpbb.com

ひとり旅の女性が犯罪被害に遭うとき、「本人にも問題があったのでは?」などと言うことは、事態をさらに悪化させている。

だけど、自分が行こうとしているところが、そもそもどんな土地なのかを承知しておく必要はある。ここで「それはおかしい」なんて抗議しても通じないのも事実。

女がひとりで異国を歩き回ることが、非常識な、道に外れた行為とされている土地では、先にルールを破ったのは私の方。かと言って、何をされても文句は言えない、というのもおかしな話だけど、加害者の言い分はそういうこと。

珍しい景色を見るのと同時に、こんな理不尽さに触れることも、その中で自分の常識をきちんと守ることもまた、旅行ってことなのかも。

*1:instagramはリアルタイム情報が得られるツールとして超便利!行き先の地名のジオタグを検索だ!